こんばんは。
ロンドン市場、この後日本時間21時半に発表される米雇用統計を控えて円高やスイス高の動きとなっています。
ドル円は80.50台へとじり安。
なかなか反発してきません。
原油が99ドル台へと軟化していることもあって、豪ドル円やカナダ円といった資源国通貨も軟調です。
ポンドは英サービスPMIが弱かったことも売りを誘っています。
ポンドドルは一時1.63割れ、ポンド円は131円台前半へ。
各通貨とも、対円、対ドル、対スイスで軟調。米雇用統計に対する警戒感は日に日に高まっており、先週のエコノミスト予想は19万人増だったものが、現在は16.5万人増へと低下してます。
そのなかで、ユーロは底堅く推移しています。
ユーロドルは1.44台後半、ユーロ円は116円台後半で下げ方も軽微です。
むしろ、対ポンドとか対資源国通貨では強含む傾向です。
現在、EU/ECB/IMFによるギリシャ財政再建状況の審査が実施されており、きょう中にも発表がありそうです。
なんとか、120億ユーロの第5弾融資を受けたい(受けさせたい)ところです。
今週の流れをみるとユーロはギリシャ支援への期待感で上昇しています。
でも、一部報道によると・・
アテネでは政府の緊縮策に反対する労組の組合員が財務省を占拠しているとか。
EU/ECB/IMFによる審査、協議は別の場所で行なわれているので影響はないそうですが・・・
なかなか、一筋縄ではいきそうにありません。
このあとの米雇用統計、
ユーロドルは1.4450-1.4550のどちらを抜けてくるか、
注目です。