革命的ゴボウ「サラサラごんぼ」はなぜ生まれたのか 世界で唯一の発展を遂げた根菜の物語(後篇) 2019.4.19(金) 漆原 次郎 フォロー フォロー中 研究開発 農林水産業 食 シェア11 Tweet この写真の記事へ戻る 福岡県農林業総合試験場で開発された新品種「サラサラごんぼ」。(写真提供:福岡県農林業総合試験場) 柴戸靖志(しばと・やすし)氏。福岡県農林業総合試験場豊前分場野菜水田作チーム長。大学では農学を専攻。1988(昭和63)年に入庁。同試験場にて勤務。転勤を経て2013(平成25)年より豊前分場にて勤務。ゴボウのほか、イチゴ、ナス、トマト、キャベツ、ブロッコリー、ホウレンソウなど各種作物の研究開発に携わってきた。 (上)ゴボウの花。(中)開花のしかた。(下)同じ個体における花の部位別の開花状況。葯筒は、花粉が作られる葯(雄しべの一部分)が筒状になったもの。柱頭は、雌しべの先端。(写真提供:福岡県農林業総合試験場/参考:2016年3月発表「トンネル被覆が不要な冬春どり若掘りゴボウ新品種『サラサラごんぼ』の育成」『福岡県農林業総合試験場研究報告』第2巻) 拡大画像表示 両親から5世代目(F5)における優良個体(中央)と、対照品種の「渡辺早生」(左)および「てがる」(右)。「サラサラごんぼ」は7世代目(F7)にあたる。(写真提供:福岡県農林業総合試験場) 拡大画像表示