高齢女性との会話を英語で通訳してくれた女学生の猫、名前はカエサルです。ちょうどこの日は、カエサルの1歳の誕生日だそうで、訪ねてくれてうれしいとよろこんでくれました。1人でも多くの人が訪れることが、カエサルの幸せにつながるのだそうです。

 そんなカエサルの様子を、隣の家の猫が見ていました。「なんだろう? カエサルの様子がいつもと違うぞ」と思っているようでした。

 住宅街の木陰でたたずんでいる黒猫を撮ろうとしたとき、別の猫が現れて、腰を落としていたわたしの膝にゴッツンコ。「なんだよ?」というように黒猫は振り向きました。

 今回エストニアには、ラトビアの首都リーガから高速バスに乗って、エストニアの南西部にある町パルヌに入りました。

 パルヌから、首都タリンに移動したのですが、タリンでは、なかなか猫と出会えません。猫どころか、犬とも。