こんにちは。
きょうの東京市場では豪ドルに焦点が当てられています。
日本時間10時半に発表された4月の豪雇用統計は・・・
雇用者数2.21万人減!と市場予想1.7万人増の見込みと見事に裏切りました。
失業率は4.9%のままでした。
内訳をみると常用雇用(正社員?)が4.91万人減と前回3月の3.87万人増から落ち込んでいます。
パートタイム雇用は2.69万人増と前回3月の4600人増より好調。
労働参加率は65.8%から65.6%へと低下しています。
これで、6月の豪中銀利上げの芽は摘まれた、との見方が広がっています。
マーケットは豪ドル売りに殺到しました。
豪ドル/ドル1.06割れ、豪ドル円86円割れまで急落。
また・・・・
このところ、資源国通貨にとっては不安定な地合いになっています。
原油先物が5月に入ってから大荒れ。
114ドル台から一気に94ドル台へと下落。
その後の戻りは105ドルに届かず、きのうは97ドル台へ軟化。
欧州や米国では金融規制、商品規制とネガティブな流れ。
今週は6月末までのファンド解約の期限「45日ルール」についてもささやかれています。
きのうの中国経済指標は基本的に強い数字でしたが、市場では成長が鈍化するのでは・・といった論調も聞かれました。
ムードは豪ドルにとって非常にネガティブです。
しかし、ムードに乗って取引してよいものか?
取引するときにはチャートをチェックしてみましょう。
豪ドル/ドルの日足チャートは案外中立。
RSI(14日)は49.0レベル
移動平均10日+21日のデッドクロスは、まだ(しないかも?)
下げのシグナルには今一歩といったところです。
豪ドル円は?
RSI(14日)は46.9.0レベル
移動平均10+21日は5月5日にデッドクロスも、
その後5月10日と11日には両移動平均線を上方に越える動き、
となっています。
現在、両移動平均の下方に位置しているので、
こちらは売りトライもアリですね。
ただ、5月5日の安値84.30レベルがサポートになっており、
深追いは禁物かもしれません。
10日線を越えたらストップかも。
ファンダメンタルズ分析はムードに流されやすいので、
変化の潮目を掴むのには熟練が必要です。
アナリストもエコノミストもストラテジストも
みんないろんなこと言いますから・・・