こんばんは。

きょうはドル円が79円台へと下落しています。

このところ先進各国の経済指標が芳しくありません。

きょうも豪小売売上高、英CIPS非製造業PMI、ドイツ製造業受注・・・・・
いずれも予想を下回りました。

一方、フィリピンとマレーシアが利上げ。
今週はインドも利上げしましたね。
中国も相変わらず金融引き締め路線。
インフレ圧力が経済のネックになっています。

どうも株式市場にとってはネガティブなムードになってきています。

不景気が一巡しないとインフレも収まりそうにありません。

ECBとBOEは政策金利を据え置きましたが、
この後のトリシェECB総裁はどのような景気認識を示すのでしょう。

さて・・・古巣の銀行の記事がブルームバーグにあったのでご紹介します。

ユーロマネー・インスティチューショナル・インベスターズが実施した外国為替市場の年次調査です。

要は為替取引の銀行ランキング。
         シェア 昨年順位
ドイチェ バンク 15.6% 1
バークレイズ   10.8% 3
UBS        10.6% 2
Citi       8.9%  4
JPMorgan 6.4%  6
HSBC 6.3%  7
RBS        6.2%  5
Credit Suisse 4.8%  8
Goldman Sachs 4.1%  9
Morgan Stanley 3.6%  10

となっていました。

バークレイズが2位になりました。
UBSは2001年以来の2位からの転落。
この両行のつばぜり合いは相当激しくなっているようです。
上位3行はいずれもシェアを落としているとのことです。

全体の取引高は増加。
決済システムを運営するCLSバンクによると昨年は22%増の一日平均4兆1000億ドルだったそうです。

上位行がデッドヒートを繰り広げている背景には市場の拡大が収益チャンスに結びつくとの狙いがあるのでしょうね。

中央銀行のデータによると、
一日当たりの平均取引高は英国と引く米で過去最高に達したとのこと。

東京含めアジアも頑張ってもらいたいものです。