アップル、学校向け新型iPad発表 グーグルからシェア奪還目指す

米イリノイ州シカゴの学校で行われた発表イベントで話すアップルのティム・クック最高経営責任者(2018年3月27日撮影)。(c)AFP PHOTO / JIM YOUNG〔AFPBB News

 米国の市場会社IDCのレポートによると、今年(2018年)7~9月期におけるタブレット端末の世界出荷台数は3640万台で、前年同期から8.6%減少した。

一向に回復しないタブレット市場

 タブレット端末の昨年1年間における出荷台数は1億6350万台で、前年から6.5%減少した。そして今年1~3月は同11.7%減、4~6月は同13.5%減と、いずれも2桁減。7~9月は2桁減にならなかったことが唯一の明るい材料だった。

 しかし、タブレットの世界出荷台数は、2014年10~12月から前年実績を下回っており、これで16四半期連続の前年割れだ。

 ドイツのスタティスタはこの状況について、「タブレットのブームはとうに過ぎ去った」と表現している。米アップルが「iPad」の初代機を発売したのは2010年4月。その後タブレットはブームとなり、当時は前年比4倍以上を記録するなど、急成長を遂げていた。

 しかしその後、伸びは右肩下がりで推移。この4年間、前年割れが続いている(スタティスタのインフォグラフィックス)。

頼みの綱のデタッチャブル型も減少

 IDCによると、この市場では、「スレート型」と呼ばれる従来型端末の出荷台数が今も減少している。

 一方、iPad ProやSurface Proに代表される「デタッチャブル型」(着脱式キーボードが用意される製品)は、これまで増加傾向にあり、市場全体の減少幅を縮小させる役割があると期待されていた。しかしデタッチャブルは4~6月に減少に転じ、この7~9月も13.1%減と大きく落ち込んでいる。