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<100の行動45>
農協を分割し、新規参入を促し、農業生産・流通改革を断行せよ!
戦後、減反と過度な保護政策により農業は衰退した。農協が農家の相互扶助組織として流通や物資の融通で助け合うのは良いことだが、組織維持のために農業の競争力強化をさまたげるのであれば改革すべきである。そのための4つの提言。
1. 農協が総合的に運営している銀行・保険・流通・物販の4事業を分割せよ!
農協は、農産物の流通・農業資材の多くを寡占し、さらに預金や生保・損保も保有する。銀行・保険・流通・物販の4事業を分割すべき
2. 農協に独占禁止法の適用を!
農協は、農産物の共同販売や資材の共同購入で独占禁止法を除外される。しかしメガバンクにも匹敵する規模の金融機能を持つ農協を除外するのは一般企業に対してフェアでない
3. コメの生産調整(減反)等の政府による市場介入を廃止せよ!
農業の成長を阻害してきたのは減反政策である。過度な保護政策は農家が努力をする意欲をそぐのでやめるべきである
4. 新規参入を促し、農業の生産・流通改革を!
オイシックスや和郷園のように生産・流通改革の成功事例は数多くある。民間の力を信じ、生産・流通改革を徹底的に行うべき
スピーカー
堀 義人/グロービス経営大学院 学長
(肩書は2015年12月のもの)
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http://100koudou.com/?p=1259
農協を分割し、新規参入を促し、農業生産・流通改革を断行せよ! ~100の行動45
2015.12.16(水)
GLOBIS知見録
視聴時間 03:51
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