これまでの義手の常識を覆す革命的な筋電義手が誕生しようとしている。それは従来の「人の手に似せる」という選択を捨て、敢えて人の手に似せず、一つの個性として使う人が自由に表現するという新たな選択肢を人々に提案するものだ。もしこの義手が世に送り出されたら、私たち人間の価値観は変わる、そう言っても過言ではない。その義手を付けたモデルがファッションショーのランウェイの上で、その義手を付けた俳優が舞台の上で、両手を広げ全身で表現する。その義手を付けたアイドルたちがコンサートで手を振って踊り、歌う。その時、私たちは自分たちが出せる最大量の歓声を彼らに送っているだろう。私たちは間違っても、彼らが“障害”を持っているなんて思えなくなる。
そんな未来が待っているとしたら、人々は何を思い、何をする?
これからみなさんが目にするのは、そんな未来の“はじまり”の物語。
義手だからこそ掴める未来がある
「誰もが憧れ、使いたがる。そんな義手を作りたいんです」(近藤玄大・イクシー株式会社)
2015.2.27(金)
Spotwright
視聴時間 08:05
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供