米情報機関のデータ要請、ヤフーCEOが懸念を表明

マリッサ・メイヤー氏がCEOに就任してから、ヤフーは積極的な買収攻勢に出ている〔AFPBB News

 米メディアの報道によると米ヤフーは6日までに、コンサートなど音楽ライブの映像をパソコンやモバイル端末に配信する企業を買収したようだ。

 この企業は「イベントライブ(EVNTLIVE)」と言い、本社は米カリフォルニア州レッドウッドシティーにある。設立は2012年で、今年4月にベータ版のサービスを開始したばかりの新興企業だ。

 ヤフーには、ビデオストリーミングサイト「Yahoo! Screen」や音楽コンテンツサイト「Yahoo! Music」があるが、このイベントライブの従業員は今後、これらのヤフーの事業部門に加わると見られている。

 報道によると、ヤフーは同じ週に「ピッチ(Ptch)」という企業を買収したばかり。こちらは動画編集・共有のモバイルアプリを手がける会社だ。このニュースを伝えたニュースサイトの1つ、米テッククランチによると、ヤフーでは長年ビデオサービスの事業がなおざりにされてきた。だが、ここ最近の一連のビデオ関連企業の買収は、同社がこの分野に本腰を入れ始めたことを示しているという。

ベテランが経営を支える新興企業

 ここで興味深いのは、今回買収したイベントライブは新興企業でありながら、テクノロジー業界や音楽業界のベテランが加わっているという点だ。

 例えば最高経営責任者(CEO)を務めるジュディ・エストリン氏は、インターネットの父の1人として知られるヴィントン・サーフ氏が率いたスタンフォード大学の研究グループに在籍していた人物。エストリン氏は米シスコシステムズで最高技術責任者(CTO)を務めたことでも知られている。

 一方、レディー・ガガなどの著名アーティストの音楽マネジャーを務めたトロイ・カーター氏という人物が同社のアドバイザーになっており、出資もしている

 こうした重鎮の存在が奏功したようで、同社は創業間もないながらも、すでにボン・ジョヴィなどの有名アーティストのコンサートや大規模な音楽フェスティバルのライブ配信を手がている。