こんばんは。

今週はロンドン市場を中心にウォッチいたします。
よろしくお願いします。

ロンドン序盤は、イタリア債やベルギー債入札を控えているものの、ユーロ高。

欧州株ではドイツDAX指数が一時3%超の上昇となるなど堅調な動きです。

ムードを下支えしたのが、東京早朝のIMFのニュースでした。
イタリア紙によると・・・・IMFがイタリアに最大6000億ユーロの支援の準備がある、というもの。

ユーロは上に窓を開けての上昇でした。

この動きでこれまでのユーロ売り持ちに巻き返しが余儀なくされた格好です。

その後、IMFはこの報道を否定していますが、それでもユーロは強い動き。

市場には、火の無いところに煙はたたぬ、といった思いもあるようです。

ただ、過度の悲観論が後退した、といった解説をする向きもあるように、基調は悲観論では。
どうも、欧州の対応はスピード感に欠けるきらいがありますから。

今週は欧州各国の国債入札、欧州首脳会談、財務相会合、とユーロ関連の行事が目白押しです。
加えて、米雇用統計を控えた一連の米雇用統計、中国のPMIなどなど・・・

材料がたくさんありますね。