こんにちは。
8月もあと1日で終わりですね。

東京市場はやたらと落ち着いていますね。
ちょこっと今月の米国イベントについて振り返ってみました。

月初は、米債務上限法案の合意なるか・・・・・とやきもきしたスタートでした。
何とか民主党(オバマ政権)が共和党案に大きく妥協する形で上限引き上げ法案が成立。

そして・・・
S&Pが史上初の米国債格下げ! へとつながりました。

この余波は大きく、世界の株式市場が売り一色となる不安定な相場となりましたね。

やっと動きが落ち着いてきたとなると・・・
市場はリスク選好、RISK-ON 、リスク選好、RISK-ON 、とまくし立てます。

今度は、やや手がかり難となると・・早々と週央からバーナンキFRB議長のジャクソンホール演説での追加緩和示唆を期待するムードが広がります。

実際は、具体案は表明されず・・・9月FOMCの会期が2日間に延長されることをはやしています。

ただ、裏を返すと・・こんなに追加緩和が話題になるのは、米景気回復が脆弱なことを示しているのでは?

株式市場の短期筋の威勢のよい論調に乗っかると、ハシゴをはずされるリスクもありそうです。

欧州もあいかわらずリスキーです。

個別銀行の合併が歓迎されるということは・・・それだけ1行では危ないからかも。

早くも9月上旬からは、リパトリとか、決算対策の益出しなどの話題も想定されそうです。

どうも、パターンとしては、『下げて上げる』(悪材料→落ち着く)の繰り返しようですね。