日銀短観9月調査(概要)が、10月1日(木)8:50に発表される。

 前回6月調査では、輸出・生産の急減ショックから立ち直り始めた大企業については業況判断DIの改善が確認されたものの、中小企業・非製造業では悪化するなど、景況感のばらつきが目立った。今回も同様のばらつきが見られるだろう。また、生産設備や雇用人員の根強い過剰感と、2009年度設備投資計画の断層的な落ち込み状況にも、変わりはあるまい。総じて、前回6月調査の延長線上の内容が予想される。