1 2008年3月時点での世界各国の核兵器保有状況
図表:「核兵器の状態と戦域核の能力(2008年3月時点のデータ)」にある通り。
http://www.fas.org/nuke/guide/summary.htm
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2 2009年3月までの各国の核兵器の備蓄状況
(1) 米国
2200発の戦略核弾頭と500発の非戦略核弾頭を含む、2700発の核弾頭を、作戦状態の備蓄として保有している。さらに、2500発の核弾頭が予備として保管され、別に4200発の核弾頭が核弾頭からの取り外し(dismantlement)のため待機中と見積もられ、米国は合計で、9400発の核弾頭を保有しているとみられる。
(2) ロシア
2790発の戦略核弾頭と2050発の非戦略核弾頭を含む、4840発の作戦状態の備蓄核弾頭を保有している。さらに、8150発の核弾頭を、予備または取り外し待機中の状態で保管していると見積もられ、ロシアは約13000発を保有しているとみられる。
(3) 英国
48発の哨戒中でいかなる指定時刻にでも使用可能な弾頭を含む、180~200発の弾頭を保有しているとみられる。
(4) フランス
約300発の弾頭を保有しているとみられる。
(5) 中国
176発を展開配備しており、そのほかに数不明の弾頭を保管しており、全備蓄数は約240発とみられる。
(6) イスラエル
75~200発の核弾頭を保有しているものとみられる。
(7) インド
70発の核弾頭が組み立てられ、そのうち約50発が完全に作戦可能な状態にあるとみられる。
(8) パキスタン
2008年時点では約60発の核弾頭を保有しているとみられていた(2011年時点では、110発を保有していると評価されている)。
(9) 北朝鮮
5~15発の核兵器を保有しているとみられる。