それぞれの食材は、炭水化物、タンパク質、脂質など、さまざまな栄養素で成り立っている。
1日あたりエネルギー所要量・推定必要量。2004年度までは所要量。2005年度以降は推定必要量。各年度の数値は次の資料を参考とし、筆者がグラフ作成(以降のグラフも同様)。1970-74年度:福場博保「
栄養所要量の策定について」、1975-79年度:福場「
改訂日本人の栄養所要量について」、1980-84年度:福場「
昭和54年改定『日本人の栄養所要量』」、1985-89年度:福場「
第3次改定『日本人の栄養所要量』について」、1990-94年度:原正俊「
第4次改定日本人の栄養所要量の概要」、1995-99年度:原「
第五次改定 日本人の栄養所要量」、2000-04年度:厚生労働省「
第6次改定日本人の栄養所要量について」、2005-09年度:厚生労働省「
日本人の食事摂取基準について」、2010-14年度:厚生労働省「
日本人の食事摂取基準(2010年版)」、2015-19年度:厚生労働省「
『日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会』報告書」、2020-24年度:厚生労働省「
『日本人の食事摂取基準(2020年版)』策定検討会報告書」。2005年度以降は「活動度合」によるレベル区分が設けられたが、当グラフでは中庸なレベルを採用(以降のグラフも同様)。
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1日あたりタンパク質所要量・推奨量の推移。2004年度までは所要量。2005年度以降は推奨量(97〜98%の人が1日の必要量を満たすと推定される量)。
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1日あたり脂肪エネルギー比率所要量・目標量の推移。上下の線に挟まれた範囲が推奨された量。2004年度までは所要量。2005年度以降は目標量(生活習慣病の1次予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量の範囲)。
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摂取量が不足または過剰となっている可能性のある人の割合。50〜69歳の男女を対象とした12日間の秤量食事記録調査によるもの。「日本人の食事摂取基準」策定検討会が2019年12月に公表した「
『日本人の食事摂取基準(2020年版)』策定検討会報告書」の表をもとに筆者作成。
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