お見事!「石垣」に見る戦国時代の驚くべき技術力

教養として役立つ「日本の城」(3)
2019.12.18(水) 西股 総生 follow フォロー help フォロー中
生活・趣味歴史
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大坂城 撮影/西股総生
写真1:野面積み・乱積み。岡山城。一見、乱雑そうだが、石の奥行きを大きくとって奥の方でガッチリかみ合わさっているので、簡単には崩れない。 撮影/西股総生
写真2:打込みハギ・乱積み。姫路城(兵庫県)。石を打ち欠いて表面を平らに揃えている。 撮影/西股総生
写真3:打込みハギ・布積み。大坂城。目地が横に通っているのがわかる。石のサイズが揃わないと、こうはならない。 撮影/西股総生
写真4:切込みハギ・布積み。二条城(京都府)。石をブロックのように整形して、隙間なく積み上げている。加工に手間をかけているのが一目瞭然。 撮影/西股総生
写真5:石垣山城(神奈川県)。豊臣秀吉が1590年に小田原城を包囲した際、突貫工事で築いた石垣。一見雑に見えるが、ランダムに積むことで荷重を均一に分散させている。名人芸のなせる早ワザだ。 撮影/西股総生
写真6:典型的な算木積み。大坂城。巨大な直方体の石を交互に積んでいるのがわかる。現在残る大坂城の石垣は豊臣氏の滅亡後、徳川幕府によって築き直されたもの。
写真7:浜松城(静岡県)に残る野面積みの石垣。写真6の大坂城より30年ほど古い。角の部分が何となく算木積みっぽくなっているのがわかるかな? 撮影/西股総生
おまけ:「石垣クッキー焼いてみました」と、城好き女子からのプレゼント。「思ったより難しかった、次回はもう少しリアルにしたい」とのこと。城の楽しみ方は人それぞれ。あなたも、自分なりの楽しみ方を見つけてみては?

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