お見事!「石垣」に見る戦国時代の驚くべき技術力

教養として役立つ「日本の城」(3)
2019.12.18(水) 西股 総生 follow フォロー help フォロー中
生活・趣味歴史
シェア52
このエントリーをはてなブックマークに追加
この写真の記事へ戻る
大坂城 撮影/西股総生
写真1:野面積み・乱積み。岡山城。一見、乱雑そうだが、石の奥行きを大きくとって奥の方でガッチリかみ合わさっているので、簡単には崩れない。 撮影/西股総生
写真2:打込みハギ・乱積み。姫路城(兵庫県)。石を打ち欠いて表面を平らに揃えている。 撮影/西股総生
写真3:打込みハギ・布積み。大坂城。目地が横に通っているのがわかる。石のサイズが揃わないと、こうはならない。 撮影/西股総生
写真4:切込みハギ・布積み。二条城(京都府)。石をブロックのように整形して、隙間なく積み上げている。加工に手間をかけているのが一目瞭然。 撮影/西股総生
写真5:石垣山城(神奈川県)。豊臣秀吉が1590年に小田原城を包囲した際、突貫工事で築いた石垣。一見雑に見えるが、ランダムに積むことで荷重を均一に分散させている。名人芸のなせる早ワザだ。 撮影/西股総生
写真6:典型的な算木積み。大坂城。巨大な直方体の石を交互に積んでいるのがわかる。現在残る大坂城の石垣は豊臣氏の滅亡後、徳川幕府によって築き直されたもの。
写真7:浜松城(静岡県)に残る野面積みの石垣。写真6の大坂城より30年ほど古い。角の部分が何となく算木積みっぽくなっているのがわかるかな? 撮影/西股総生
おまけ:「石垣クッキー焼いてみました」と、城好き女子からのプレゼント。「思ったより難しかった、次回はもう少しリアルにしたい」とのこと。城の楽しみ方は人それぞれ。あなたも、自分なりの楽しみ方を見つけてみては?

ライフ・教養の写真

『光る君へ』平為賢、藤原隆家の指揮のもと刀伊の入寇で活躍、「府の止むこと無き武者」と称された伝説の猛者の生涯
巨人人気に頼るセ・リーグの収益構造が歪めたドラフト制度、その象徴が巨人にNPBが屈した「江川事件」だった
いったい誰得?国民民主党の「103万円の壁」引き上げでもパートの働く意欲は高まらない
三国志で最強の武将は一体だれだったのか?もっともがっかりした武将との対比
「水平質問」→「垂直質問」で問題の核心に迫る十字カーソル質問法
プロ野球監督は選手、チームにとってどんな役割を担うべきなのか? 栗山英樹の考え
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。