日本のものづくりはまだまだ大丈夫、今年も「学生フォーミュラ」に燃えた若者たち 2011.10.12(水) 両角 岳彦 フォロー フォロー中 Tweet この写真の記事へ戻る 2011年・第9回全日本学生フォーミュラ大会の参加車両とチームメンバーたち。前列中央、カーナンバー2、赤いボディの上智大学チームが数点の僅差で 横浜国立大学チームを上回って総合優勝を獲得した。近来にない接戦であり、表彰式での上智大学チームの歓喜と2位以下のチームの脱力、そして勝者への祝福は、直接の関係者でなくても目が熱くなる思いを味わうものだった。同時に、上位を競うチームだけでなく精いっぱいの思いと実力でここに自分たちのマシンを並べたチームもまた、学生フォーミュラの基本精神を体現する若者たちなのである。(写真提供:自動車技術会) 拡大画像表示 静的審査の中でも重要度の高い「デザイン(設計)」審査。現実のレーシングマシンやエンジンなどの開発経験を持つメンバーが審査員となって、学生たちの発想、設計内容、それを実際にどう製作したかを、現車を前に検討、採点する。(筆者撮影)