李在明大統領に法隆寺を案内した高市早苗首相(写真:YONHAP NEWS/アフロ)
新年早々、中国と日本を歴訪し、“中立外交”に重点を置いた李在明(イ・ジェミョン)大統領の支持率が、就任後最高の61%に達した。多くの韓国国民が李大統領の「中立外交」に支持を送っている証しだろう。
具体的な成果というよりは、お互いを意識し合っている日本・中国両政府から手厚い待遇を受けて帰ってきたという点を、韓国人は高く評価しているのだろう。
韓国で習近平主席の好感度を上回った高市人気
特に李在明大統領の訪日外交について韓国メディアが集中的に報道しているのは、高市早苗首相の「おもてなし」についてだ。
大統領府は今回の外交のキーワードは「破格」という李大統領の言葉を伝え、韓国メディアはこれに調子を合わせて「破格の歓待」「至れり尽くせりの接遇」などの表現を使って、李大統領が受けた手厚いもてなしを強調している。
文在寅政権で国立外交院長を務めた金峻亨(キム・ジュンヒョン)議員は地上波放送局「MBC」に出演し、「私たちが逆の立場なら“屈辱外交だ”と批判したはず」「(ホテル前まで駆け付けた高市首相の迎接は)ホテルの支配人のような感じ」などと失礼な表現を躊躇なく使いながら、李大統領の対日外交「成果」を祝った。
興味深いのは、韓国メディアのこのような報道のおかげで、1月16日に公開された韓国の周辺4カ国(日米中ロ)指導者の好感度調査(韓国ギャラップ)で、意外にも高市首相が22%でトップに立ったことだ。2位は、やはり李大統領を手厚くもてなした中国の習近平主席で、21%だった。
ドラム演奏で意気投合した李在明大統領と高市首相(李在明氏のXより)
