おすすめ① 村田製作所(6981)

 まずは村田製作所をご紹介します。村田製作所は京都に本社のある電子部品メーカーの老舗です。スマホに欠かせない高周波部品やコンデンサなどの電子部品を作っています。中でも積層セラミックコンデンサと呼ばれる電気の流れを安定させるための電子部品は、世界シェアNo1となっています。

 今後5Gが本格化してくると村田製作所の製品の需要が高まると見られており、5Gへの投資をする上では外せないでしょう。4月21日の終値は5739円。最低投資単位は100株なので、およそ58万円程度から投資できます。

おすすめ② アンリツ(6754)

 次にアンリツをご紹介します。アンリツは通信に使われる電波の計測機メーカーです。5Gの技術開発には必要不可欠のため、携帯端末メーカーや半導体メーカー、携帯通信キャリアなど色々な企業からの需要があります。

 通信の計測機は信頼性が重要視されます。現在、通信向け計測機の業界では大手3社でシェアを分け合っており、アンリツはそのうちの1社です。今後も5Gの開発研究はさらに進むと見られるため、株価の伸びも期待できそうです。4月21日の終値は2149円。最低投資単位は100株なので、およそ22万円程度から投資できます。

おすすめ③ ネットワンシステムズ(7518)

 ネットワンシステムズは、ネットワークシステムやクラウドのシステム構築を得意としているシステム開発企業です。5Gで大量のデータがやりとりされるようになると移動通信システムだけではなく、ネットワーク全体のデータ通信量が増えるため、ネットワークの増強が不可欠になります。

 実際に新型コロナウイルスの影響で外出自粛やテレワーク、動画コンテンツの利用が増えたため、世界的にネットワークの通信量が増加しています。このような背景から同社の業績は拡大が見込まれるため、投資の魅力は高いといえるでしょう。4月21日の終値は2677円。最低投資単位は100株なので、およそ27万円から投資できます。

5Gが身近になる前に投資しておく

 今回は3銘柄をご紹介しましたが、これらはほんの一部です。5Gに関連する有望銘柄はこの他にも沢山あります。

 実際に5Gのネットワークが張り巡らされて高速通信が身近になるにはもう少し時間がかかりそうですが、その時に備えて有望銘柄に投資しておくのはいかがでしょうか?