おはようございます。
12日のNY市場はリスク回避色が広がりました。
ダウ平均が一時140ドル超の下落とか・・
株式市場が軟調でした。
どうも原油市況がポジション調整をリードしているようです。
NY原油先物(WTI)は110ドル近辺から105ドル台まで下落。
11日の早朝には113ドル台だったのにここ2日間で約8ドルも下げました。
世界的にポジション調整が進んだ理由として、
日本政府が原発事故の評価をレベル7に引き上げたことが
報道各社には取り沙汰されていました。
ただ、原油独自の材料もありました。
米ゴールドマン・サックスのアナリストが・・・
北海ブレント先物が今後数ヶ月間に1バレル=105ドルに向かって下落する
という見通しを顧客宛のリサーチノートに書いたとのことです。
北海ブレントはまだ120ドルを上回っていますので随分と大幅下落を予想しているんですね。
まあ、北海ブレントは一連のリビア・中東情勢で買われ過ぎの感が強いですから調整もやむなしですが。