自分は忘れ物が多く、嫁にいつも注意される。ケータイ、カギ、財布。たった3つであるが、忘れたまま出掛けて、家に取りに戻ることが多々ある。そして、いつも思っていた。
「iPhoneにおサイフケータイが付いていれば、持ち物を1つ減らせる・・・」
クレジットカードと会社の入館証は、アメリカで売っているこんなiPhoneケースに入れている。9ドルくらい。これに名刺も入れれば、完璧だ。
忘れ物とおサイフケータイ
タクシーの初乗り「710円」、週刊モーニング「330円」、お~いお茶「147円」。どれも必需品なのだが、お釣りがイヤなので、PASMOやSuica対応のお店を探して、街を彷徨う。
消費税が導入されて24年(当初の税率は3%)。Suicaがコンビニで使えるようになって約8年。
細かな価格が増え、小銭嫌いにはツライ世の中だ。自分以外にも小銭がキライな人がいるのか、今年の小額貨幣(1円、5円、10円玉)の新規鋳造は無いらしい。(参考:財務省「2013年度の貨幣の製造枚数」)
ついでに、Suicaってどれくらい出回っているんだろうか。調べてみると、発行枚数3700万枚に対応店舗は18万店舗。月間利用件数は、1億件を超えている。1回100円として100億円、300円で300億円!
ただ、それでもiPhoneとSuica、両方持ち歩く必要がある。それじゃあ忘れ物の確率が少しも減っていない。ホントにiPhoneとお財布が一緒にならないか。「おサイフケータイ」はあるけれど、対応端末を持っていない人は使えない。
こうした、財布とモバイル機器の合体を、「モバイルペイメント」とか「モバイルチェックアウト」「モバイルウォレット」などと言う。いろいろな企業が参入しているので、ちょっと調べてみよう。
モバイルペイメントの3タイプ
広義のモバイルペイメントは、3つのカテゴリーに分けられる。
(1)メール送金タイプ、(2)簡易クレジットカード読み取りタイプ、(3)おサイフケータイタイプ、である。