時間がないときの食事、皆さんはどうしておられますか?

地中海のクロマグロが資源枯渇の危機

東京の回転寿司店〔AFPBB News

 実は私が割と頻繁に使うのは「回転寿司」。席さえ空いていれば待たされることはありませんし、定食のように決まった分量で出てくるわけでもなく、とても便利です。

 また私は、どちらかと言うと出たものは残さず食べてしまう習慣がついていて、若い人向きの分量だとついつい食べすぎになってしまうのです。

 1皿でも2皿でも、自分にとってそのとき都合のよい分量を自分で加減できるのがありがたいところです。

 食べるネタは特に決めず、板前さんに「今日は何がイイの?」などと聞きながら適当に選べるのも気分転換になりますし、実は「シメは〆鯖」と決めてもいて、店の違いを〆鯖の違いで考えているようなところもあり・・・何より少量でもよく、安価というのが有難い。

横文字の増えた寿司ネタ

 ところで、江戸前を謳うような本格的な寿司店で、絶対にお目にかかれないネタがたくさん回っているのも、回転寿司ならではのことと思います。とりわけカタカナが登場するものですね。

 代表的なのは「カリフォルニア巻き」のようにアボカドが関係するもの、「サラダ軍艦」みたいにマヨネーズ系の味付けが載ってる奴などと思いますが、最近は「あなごカマンベール」とかなかなか凝ったものもぐるぐる回っているのを見ます。

 そんな中で最近増えたな、と思うのが「カルパッチョ」を名乗る寿司ネタで、「まぐろカルパッチョ」とか「サーモンカルパッチョ」とか、各種の「カルパッチョネタ」が作られている。

 寿司ネタとしての「カルパッチョ」は、総じて、握った酢メシの上にネタがあり、その上にこんもりと、水でさらした生タマネギのスライスなどが盛られ、さらにマヨネーズなどがかけられているもので、サーモンでもまぐろでも何でも、魚は適当に合うものを選べば一品成立、という感じです。