こんにちは。

ドル円は引き続き76円台で推移しています。

昨日のNY市場では一時77.03レベルと2週間ぶりに77円台をつけました。

福島地方での震度5の地震に反応したとの報道もあったようです。

さて、今朝の閣議後会見で安住財務相が円高対策について発言しています。

為替トレーダーの持ち高報告を12月まで延長する
3次補正でFB発行限度額を15兆円引き上げる
あらゆる措置を排除せず、必要なら断固として行動する
市場モニタリングを強化し投機的な動きがないか監視する
ドル円の75-80円の円高水準は日本経済に冷水を浴びせる

現在のドル円の水準は75-80円ですので、容認しがたいとも取れます。
介入資金は15兆円と潤沢。

市場には介入への警戒感や思惑がでてもおかしくは無い内容です。

朝方には以下の記事も報じられていました。

日経 英仏独の首脳ら来日へ、債務問題を来月中・下旬に首相と協議

ギリシャなど欧州への支援問題が話し合われるとみられています。
安住財務相も先日、追加支援に肯定的な発言をしていました。

さて、介入ですが・・・・

効果的な介入には米欧のお墨付きが必須とみられます。

これまで、欧州はトリシェECB総裁の苦言にみられるように、市場介入には否定的。

支援と引き換えに介入容認、あるいは無視・・といったシナリオもないでしょうか。

ただ、現在のドル円は76.50台での推移。

ちょっと、シラケタ感じですが・・・・