こんにちは。
今週は東京市場をウォッチしてまいります。
週明け・・・いきなり大きなニュースが入ってきましたね。
オバマ米大統領が
『両党指導者は赤字削減で合意に達した、デフォルト回避へ』
と表明しています。
ドル円は一時78.05レベルまで上昇と、先週末の76円台後半からは1円以上戻して、円高リスクは一服といったムードになりました。しかし、内容は財政赤字削減は今後10年で歳出を9170億ドル削減する、など共和党案に大きく妥協する形となりました。
東京市場からは、米格付け会社が米国を格下げするのでは、との不安の声も上がっています。
また、輸出企業がドル円の79円台に売り注文を並べ始めているとの情報もあって、戻りはせいぜい80円程度に限定されるのでは、とのコメントも流れました。
ただし、まだロンドンやNY市場は始まっておらず、海外勢の評価はどうかをウォッチする必要がありそうです。
デフォルト回避を素直に好感してオセアニア通貨などの買いを一段と進めるのか・・
スイスフラン売りはどうか・・・
東京勢と同様にややクールな意見が多くなるのか・・
大いに注目されるところです。
短期的にはこのニュースを受けた円安の動きを、まだ試し切っていないように感じています。
例えば、ドル円のレジスタンスとして機能している10日移動平均線が79.10近辺にあります。東京市場で押さえられたこの水準を超えるくるようだと、一段のショートカバーの可能性も出てくると思います。
もちろん、再び上値を押さえられれば76.75-78.05レンジとなるのでしょうが・・・・
このあとの海外市場に注目です。