藤井 俊博(ふじい・としひろ) 大阪公立大学大学院理学研究科准教授・南部陽一郎物理学研究所兼任研究員 1985年、奈良県生まれ。大阪市立大学大学院理学研究科後期博士課程修了。博士(理学)。シカゴ大学カブリ宇宙物理学研究所、東京大学宇宙線研究所、京都大学白眉センターを経て、2022年より現職。専門は極高エネルギー宇宙線の観測。最高感度を誇る「テレスコープアレイ実験」(北半球)と「ピエール・オージェ観測所」(南半球)で共同研究を手掛け、次世代実験計画「GCOS」では、中心人物として新型宇宙線検出器の開発を主導している。