早稲田大学は1973年に本格的ビジネス教育を始動。そして現在、早稲田大学ビジネススクール(WBS)は学生数・教員数において国内最大規模でもあります。ただし、その長い歴史やスケールの大きさばかりが特徴なのではありません。

 半世紀近い歴史を通じ、一貫して見つめてきたのは“世界”。ディスカッションベースのケースメソッドを通じて学生に主体性を問いかけるカリキュラム構成や、英語ですべての教育を実施するプログラムの設置、活発なラーニングコミュニティの広がりと深まりを強く意識した環境構築などなどを推進してきました。

 これらにより「MBA取得のための場」という既存のビジネススクール認識の枠を超え、グローバルレベルのリーダーシップ養成に相応しいダイバーシティ豊かな学びの場を確立。「世界トップ水準のグローバルなビジネススクールを目指す」という指針を明快に発信しながら進化を続けてきました。それゆえに“世界”と向き合い、“世界”との共創を目指すリーダー人材に支持されてきたのです。そしてこれこそがWBS最大の特徴であり、強みだと言えます。

 事実、ファイナンス領域においては世界的にも注目度の高いMSc in Financeをいち早く設置し、全プログラムを英語で実施している他、マネジメント教育界の二大国際認証であるEQUISとAACSBを取得した国内でも希有なビジネススクールとなっています。だからこそ世界各国から多数の留学生が集い、ゼミの受講を必須とするラーニングコミュニティのもとで、世界トップレベルの学びとともに多様性あるリレーションシップ、パートナーシップを培っているのです。

 このように「海外の一流ビジネススクールと肩を並べ、競争を繰り広げるべく自ら成長を加速していく」というWBSの姿勢があればこそ、この志に共鳴した先進企業の経営陣やグローバルトップのコンサルタント等の実務家教員と、経営の各分野において第一線で活躍する研究者教員とが集結。そしてこの教員陣の充実ぶりに魅力を感じて、意識の高い人材がWBSでの学びを求め、国内外から集ってくるという好循環が回り続け、結果として国内最大規模のビジネススクールとなったわけです。

 今や経済およびビジネスは、SDGsや今般のパンデミックに象徴される国際的社会課題の解決、あるいはデジタルテクノロジーやデータ活用を軸としたDXなど、人類史上まれに見る地球規模の大きな変化と向き合っています。求められるのは実践的な知を駆使して集団を、地域を、世界を、リードできる資質の持ち主。WBSもまたこのテーマに特化した場としての成長と進化に拍車をかけていきます。

【修了生の声】