② 死亡保険金の受け取り
死亡時に死亡保険金を受け取れる保険では、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた場合、死亡保険金の受け取り対象となるようです。
また、不慮の事故や自然災害で亡くなった場合の保障である、災害死亡保険金の受け取り対象とした保険会社も一部出てきています。中には、新型コロナウイルス感染症を直接の原因として既に死亡保険金の受け取りを済ませている場合でも、さかのぼって災害死亡保険金の受け取り対象としている保険会社もあるようです。
ただし、新型コロナウイルス感染症が政令の改定で指定感染症から外れるなど、今後の状況変化によっては、災害死亡保険金の受け取り対象から外れる可能性もありますので、保険会社のお知らせを随時確認しておくと良いでしょう。
申請手続きや保険に関する相談は早めに
現在、各保険会社では新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、コールセンターの受付時間短縮や職員の出勤を制限しているようです。そのため、電話がつながりにくくなっている場合や、給付金・保険金の申請などの手続きに通常より時間がかかるケースも増えてくるかもしれません。各種手続きや保険に関する相談は、余裕をもって早めにしておくと安心です。
保険会社によっては、医療保険の給付金請求などの手続きを保険会社の契約者専用WEBページで完了できるようになっており、そちらを利用することで手続きがスムーズになる場合もあるようです。
自身の加入している保険会社が契約者専用WEBページを用意しているようでしたら、PCやスマートフォンでログインできるようにあらかじめ準備をしておくと、いざという時に慌てなくて済むかもしれませんね。
今後も、各保険会社の対応状況は随時変わっていくことが予想されます。また、この記事には書いていない独自の対応を行っていることもあるでしょう。自分の加入している保険会社のWEBサイトなどで、こまめに最新の情報を確認してみてください。