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<100の行動46>
守りから攻めの発想へ転換を ~日本の農林水産業を世界へ!

世界の食の市場規模は、現在340兆円。2020年には680兆円と倍増する。日本の農林水産業が輸出産業として、世界に打って出るための提言。

1. 【農業】オランダをベンチマークせよ!
農業輸出額の第1位はアメリカの約10兆円。第2位はオランダの約7.5兆円。明確な戦略、IT技術、経営の合理化、大規模化を行うオランダから日本は学ぶべきである

2. 【林業】経営を集約化し、生産・加工の現場とエンドユーザーを直結させよ!
日本の林業産出額は、1980年に約1.2兆円だったが、最近は4000億円程度。林業を 「競争力のある基幹産業」に するためには、集約化および、現場とエンドユーザーの直結が必要となる

3. 【水産業】 漁業への新規参入を自由化せよ!  養殖産業の技術開発を進め、漁獲資源を確保せよ!
水産業の生産額は1980年代に約3兆円だったが、現在は1.6兆円程度。「漁協」が独占してきた「漁業権」を見直し、やる気のある企業や個人の新規参入を自由化すべきである

スピーカー
堀 義人/グロービス経営大学院 学長

(肩書は2015年12月のもの)

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