松波 太郎(まつなみ・たろう) 1982年生まれ。臨床家、小説家。一橋大学大学院言語社会研究科修了。 東洋鍼灸専門学校卒業。中国・北京中医薬大学短期研修、都内の治療院数 ヶ所での勤務・研修を経て2018年より豊泉堂を開院。小説家としては 2008年「廃車」(原題「革命」)で文学界新人賞受賞、2009年 「よもぎ学園高等学校蹴球部」で第141回芥川賞候補、2013年 「LIFE」で第150回芥川賞候補、2016年「ホモサピエンスの瞬間」 で第154回芥川賞候補。『LIFE』では野間文芸新人賞を受賞。他の著書 に『本を気持ちよく読めるからだになるための本』、『自由小説集』、 『月刊「小説」』、『カルチャーセンター』、『そこまでして覚えるよう なコトバだっただろうか?』等。