1962年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本経済新聞社に入社。東京社会部記者として昭和天皇の最晩年を取材する。東京大学大学院博士課程中退。放送大学教授、明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。98年『「民都」大阪対「帝都」東京─思想としての関西私鉄』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』(朝日選書)で毎日出版文化賞、08年『滝山コミューン1974』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波新書)で司馬遼太郎賞を受賞。他著書に『皇后考』(講談社、のち講談社学術文庫)、『増補改版 レッドアローとスターハウス』(新潮選書)、『平成の終焉』(岩波新書)、『皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。』(三浦しをん氏との共著、KADOKAWA)など多数。