(くらもと・けいぞう) 経営コンサルタント、経済思想家。1978年神戸市生まれ。兵庫県立神戸高校、京都大学経済学部卒業後、マッキンゼー入社。国内大企業や日本政府、国際的外資企業等のプロジェクトにおいて「グローバリズム的思考法」と「日本社会の現実」との大きな矛盾に直面することで、両者を相乗効果的関係に持ち込む『新しい経済思想』の必要性を痛感。その探求のため、いわゆる「ブラック企業」や肉体労働現場、カルト宗教団体やホストクラブにまで潜入して働く、「社会の上から下まで全部見る」フィールドワークののち、船井総研を経て独立。中小企業のコンサルティングで「10年で150万円平均給与を上げる」などの成果を出す一方、文通を通じた「個人の人生戦略コンサルティング」により、当初は誰もに不可能と言われたエコ系技術新事業創成、ニートの社会再参加、元会社員の独立自営初年黒字事業化など、幅広い「個人の奥底からの変革」を支援。著書に『日本人のための議論と対話の教科書』(ワニブックスPLUS新書)、『みんなで豊かになる社会はどうすれば実現するのか?』(NextPublishing Authors Press)などがある。