設立50周年、学園創立110周年の節目を迎える日本工業大学は、これまで実践的な体験学習を通した「実工学」教育を提供し、ものづくりの第一線で活躍する人材を輩出してきた。

日本工業大学 学長 成田 健一 氏

ものづくり人材育成の伝統は今後も継承しながら、未来社会を支える新しい分野を拡充するため、日本工業大学は平成30年度より、学部の改組を行う。
既存の工学部7学科を、基幹工学部・先進工学部・建築学部の3学部6学科2コースに改組し、ロボット技術や情報技術などの先進分野や、応用化学分野を学べる環境を整備。デザイン系を含む幅広い教育研究内容を扱う建築学部を独立させる。
また改組と同時に教育改革を行い、工学の基礎となる「数学」「物理」「英語」については習熟度別クラス編成を導入し1学年を4学期制とするなど、学生の専門性のみならず基礎力も高め、「時代の変化に対応し生き抜く力」「生涯学び続ける姿勢」を育むことが目的だ。

第1回(日本工業大学 基幹工学部 竹内学部長)

社会の基盤を作る基幹工学
~「機械を触るセンス」に長けた技術者を育てる

 

第2回(日本工業大学 先進工学部 神野学部長)

時代の変化に対応し、新たな価値観を創り出す
~アイデアを具現化できる技術者を育てる

 

第3回(日本工業大学 建築学部 成田学部長)

幅広い分野にまたがる建築や環境工学を学んで、誰もが暮らしやすい空間を作る


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