CFOの視界領域を広げる
「CFOアドバイザリー・サービス」を提供

 「我々の事業部の名称は、『アカウンティング・アドバイザリー・サービス』ですが、我々のミッションは、『CFOアドバイザリー・サービス』だと考えています」と宮原氏は話す。

 IFRS導入支援や財務諸表作成支援などもサービスの1つではあるが、それだけにとどまらず、CFOやCxOクラスに向けたアドバイザリーも行っているという。

 「ただし」と宮原氏は語る。

 「日本の企業会計でCFOというと財務経理部長の延長線上で名付けているケースも少なくありません。しかし、我々の定義しているCFOはあくまでもCEOの成長戦略に貢献できるビジネスパートナーです」

 興味深い資料がある。KPMGが作成した「CFOレーダー」と呼ばれる、CFOに求められる視界領域を示したチャートだ。そこでは、縦軸を「役員(取締役会/CEO)」から「事業部門」にいたる組織階層、横軸を「パフォーマンス&効率性」に資するものから「規制&統制」により求められる事象として、CFOの視界領域を「ガバナンス」、「統制」、「業績」、「効率性」の4つの象限に分類している。そして、各々の象限にさまざまな課題が文字どおり「レーダー」として浮かび上がるようになっている。
 

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 このチャートを見ると、CEOのビジネスパートナーであるCFOの視界領域がきわめて広く、さまざまな課題に対して戦略的に行動することが重要であることがわかる。

 たとえば、M&Aを1つとってみても、事業部門から上がってくる投資案件の金額を判断するだけでなく、対象となる企業を買収した場合のグループ全体の財務的な影響、リスク、シナジー効果、統合後のオペレーション(Post Merger Integration)などを考慮しながら、CEOや事業部門に助言するのがCFOの役割になる。

 「これらを支援するためには、我々自身も幅広い領域の専門性が必要です。監査法人のアドバイザリー・サービス部門というと、公認会計士ばかりというイメージがあるかもしれませんが、実際には財務会計分野のシステムやプロセスに精通した人材など、多様なバックグラウンドを持つ人材が集まっています」と宮原氏は説明する。(この記事の続きを読む)

求人情報

会計アドバイザー
経営管理高度化・業務改善コンサルタント
M&A・事業再生アドバイザー

 

1 監査経験3年以上の公認会計士、会計士補、公認会計士論文式試験全科目合格者
2 監査経験3年以上のUSCPA License, Certificate, 全科目合格者
3 経理財務経験3年以上の会計士、会計士補、公認会計士論文式試験全科目合格者
4 財務会計領域のシステムコンサルティング経験2年以上の方(英語力あれば尚可)

 

【条件】

勤務地
大手町フィナンシャルシティ ノースタワー(東京都千代田区大手町1-9-5)
- 地下鉄丸の内線 大手町駅 A1出口直結
- 半蔵門線・千代田線・東西線・都営三田線 大手町駅 E1・A4出口アクセス可
- JR東京駅 丸の内北口 徒歩7分

勤務時間
9:15~17:15(所定労働時間7時間、休憩時間60分

雇用形態
正社員(試用期間6か月)

待遇・福利厚生
通勤手当、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、厚生年金基金、退職金制度、産前産後・育児休業制度、介護休業制度、定期健康診断、フィットネスクラブ法人会員、ビジネスカジュアルデー、フレキシブルワークプログラム、WWN(Working Women’s Network)、ノー残業デー(原則、月2回・水曜日

休日・休暇
有給休暇10日~20日(年間休日日数 120日)、完全週休2日制(土日)、祝日、創立記念休業、リフレッシュ休暇(5日間)年末年始休業、慶弔休暇、裁判員休暇、試験休暇、ボランティア活動休暇

年収
法人給与規定に準じて、ご経験を考慮の上、決定いたします。

 

【年収例】
- マネジャー 基本年額880万円~(経験により応相談。左記は最低給与額です)
※マネジャーには残業代は支給されません(深夜・休日を除く)。
- シニア 基本年額650万円~(経験により応相談。左記は最低給与額です)
- スタッフ 基本年額470万円~(経験により応相談。左記は会計士試験合格者のスタッフ3年目の例示です)
※シニア、スタッフには残業代が支給されます。
月給 + 年間賞与標準4ヶ月分支給(夏季・冬季)
※上記は例示です。経験・能力を考慮して決定いたします。
※※上記に加えて、業績と成績に応じたインセンティブを支給いたします。
・昇給:年1回
・賞与:年2回

 

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