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<100の行動52>
イノベーション人材の輩出を!

これからは、テクノロジーにより 社会をイノベートする 「テクノベート」の時代に入る。しかし日本では「理科離れ」「理工人材の不足」が叫ばれている。イノベーション人材の輩出と理数系の人づくりを取り上げる。

1. 小・中・高校における理数系教育の強化を!
「理科好き」を増やすことが、 理工系人材の裾野を広げる。小学校1・2年生における 「生活科」を廃止して「理科」「社会」として復活させ、 ノーベル賞学者の支援を受けて成果を上げている「スーパー・サイエンス・ハイスクール」の拡大が重要となる

2. 高校卒業までにプログラミング教育を!
イギリス、オーストラリア、フィンランド、イスラエルでは、プログラミング教育が必修化されている。日本では、2012年の学習指導要領で「簡単なプログラムが作成できるようにすること」としている。本格的な取り組みに期待したい

3. 高等専門学校出身人材の積極活用を!
ドイツでは義務教育を終えた生徒の7割が専門能力を身につけたマイスターとなる。日本ではその役割を高等専門学校、「高専」に期待したい

4. 科学オリンピックを盛り上げよう!
理工系人材の裾野を拡げ、トップクラスの人材をさらに伸ばすために科学オリンピックやロボットコンテストなどのイベントを徹底的に支援したい

スピーカー
堀 義人/グロービス経営大学院 学長

(肩書は2016年2月のもの)

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