前回は男性の投資について説明してきました。それには大きく分けて3種類あり、1つが時間、そして残りの2つがエネルギーとお金です。前回は「(1)時間」について説明したので、今回は「(2)エネルギー」と「(3)お金」について見ていきましょう。
(2)エネルギー投資
時間とともに重要な原資はエネルギーです。エネルギーとは、相手の女性に対して使う時間とお金以外の資産です。
例えば、恋人を見つける作業においては、合コンに行く、パーティーに出かける、女性のいる同窓会に出席する、結婚式の披露宴と2次会に出席する、友達に女性を紹介してもらう、等々になりますし、勇気を出して見知らぬ女性に自分から話しかける、街でナンパする、知り合った女性と携帯の赤外線通信をする、というのもエネルギーが必要です。
恋人が見つかった後には、メールを出す、遠出のデートに行く、頻繁にセックスする、花を贈る、女性の覚えていそうな記念日を覚えておく、手書きの手紙を書く、電話をする、デート候補地を事前に下見するという行為がエネルギー消費行為です。
さらには結婚に至る過程では、自分の両親に紹介する、相手の両親に会う、式場を決める、結納を交わす、指輪を買う、結婚資金を貯める、招待状を出す、等々がありますが、どれもエネルギーをたいへん消費します。
ちなみに、別れるという作業も大変エネルギーを使います。別れを切り出す、メールを無視する、泣かれる、脅される等々こじれたらエネルギーはいくらあっても足らなくなるのは、ご経験済みの方も多いのではないでしょうか。
男性がふられる確率は女性の2倍
反対に別れを切り出された場合には、精神的ダメージを食らう、泣く、無駄な電話やメールを出す、というのもエネルギーの消費に算出されます。ふられた経験のある男性の方が、ふる経験をした男性よりも断然多いはずです。統計的にはだいたい2:1となっています。
エネルギーはすべての男性にあるものですが、時間とは異なり、総量は人によって異なるのが特徴です。精力的な男性もいれば覇気のない人もいる。各人にエネルギーの総量の多寡が存在します。
また、仕事で忙しい人は異性にエネルギーを使いませんが、仕事が忙しくない人はエネルギーを投資してリターンを得ることができるといったように、仕事の量が女性に費やせるエネルギーの量に関係してきます。
あるいは年齢的には、20代の若い男性は30代後半の中年間際の男性よりもエネルギーを多く持っているので、投資する原資が多い、従って単純計算すれば、若いほど異性に対して成功する確率が高くなります。