あべ・しげお 1948年、東京生まれ。73年に日本経済新聞入社、社会部、整理部、金融部、証券部、論説委員を経て、95年にロンドンの欧州総局編集委員。
帰国後に退社して英ケンブリッジ大学Visiting Scholar。「選択」「FACTA」を経て現在はオピニオン誌「Σtoica」発行編集人。ネットで臨機応変に「ストイカ」チームを組んで調査報道を行っている。
残念ながら東京大学文学部社会学科卒だが、隠す気もなければ、愛校心も利害関係も一切ない。昨年からエルンスト・ユンガ―の『ガラスの蜂』、デイヴィッド・フォスター・ウォレスの『フェデラーの一瞬』、P・K・ディック『市に虎声あらん』などの翻訳を出している。