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<100の行動95>
憲法9条1項を堅持した上で、自衛隊とその役割を実態に即して明記せよ!

1.憲法第9条第1項を維持しつつ、国際法に合致した解釈の確立を!
平和憲法は、日本の誇るべき財産であり、それを象徴する憲法第9条第1項は維持することを提案する。一方で、国連憲章など国際法との整合性を担保するため、その解釈は明確化すべきと考える。具体的には、永久に放棄するのは、国際法上一般的に「違法」とされている「戦争」であり、また「侵略目的の武力による威嚇又は武力の行使」のみであることを明確にすべきと考える

2.自衛のための現実的な安全保障政策のため、自衛隊の組織等についても憲法に明記を!
現在、自衛権は国連憲章上、各国の「個別的又は集団的自衛の固有の権利」として規定されている。国際法上当然の権利である自衛権について憲法でも明記した上で、自衛隊の組織や任務、シビリアンコントロールについて規定することを提案したい

3.自衛隊による国際平和活動を憲法に明記せよ!
今後、国際テロの脅威が増大する中、国連を中心とする集団安全保障体制の重要性は大きくなっていく。このため、日本がより積極的に世界の平和構築に貢献できるよう、憲法上も自衛隊の役割として国際平和貢献を明記することも一案と考える

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書籍『日本を動かす「100の行動」』