東京のオフィス街の中心地、丸の内に位置する明治生命館は、国の重要文化財に指定されている1934(昭和9)年竣工の歴史ある建物だ。その地下1階にあるセンチュリーコート丸の内は、会員専用エリアを備えたクラブレストランだ。テーマは“モダンクラシック”。歴史と伝統を尊び、かつ、進取の気性にも富んでいる。
 

 

 広々とした空間は、フレンチ、和食、バーなどのエリアにゆるやかに仕切られている。個室やパーティルームも多く、夜は接待や会合で、休日はウエディングでと賑わいが途切れることがない。

 そのセンチュリーコート丸の内で、支配人の永里慎一郎氏がタブレットの導入を検討しているとのことなので、パナソニック製の企業向けの頑丈なタブレット「TOUGHPAD(タフパッド)」を試してもらった。具体的には10.1型液晶搭載の『FZ-G1』と、7型液晶搭載の『FZ-M1』の2機種だ。どちらもCPUにインテルの Core i5 プロセッサーを搭載し、パソコンに引けを取らない動作性能を持っている。

 

冷蔵庫内での棚卸し作業にも
耐えられるタブレットがほしい

 タブレット導入の最大の目的は、サービスクオリティのさらなる向上だという。

株式会社WDI JAPAN
センチュリーコート丸の内 支配人
永里 慎一郎 氏

 

 「ホールを担当するサービスマンには、できるだけお客様の前にいてほしいと考えています。そのためには、それ以外の業務を効率化する必要があります」

 例えば現状は、担当テーブルの予約状況を確認するには、入り口付近にあるレセプションまで出向く必要がある。レセプションには、Windows上で動く予約管理システムのモニターが置かれているからだ。

 では、レストラン内にもそのモニターを置けばいいかというと、そうはいかない。店内の雰囲気を損なうからだ。

 「ですので、バックヤードで、お客様の予約状況や前回のご来店時に召し上がっていただいたもの、それから食物アレルギーの情報をさっと確認できるようになればと思っています」

 そこで候補に挙がったのがタブレットだ。パソコンよりも設置スペースが少なく、必要に応じて持ち運べることに目をつけた。すでにウエディング部門ではタブレットを導入済みで、顧客との情報共有に便利な実感も得ているという。

 若く意欲的なスタッフからもタブレット導入を希望する声が上がったこともあり、具体的に検討を始めた永里氏は、選択の基準に以下の2つを挙げた。まずは、OSがWindowsであること。現在使用中のシステムとの相性を考えてのことだ。試用してもらった『FZ-G1』『FZ-M1』の2機種はともに、Windows 8.1 Pro Update 64ビットを搭載しており、Windows 7 Professional 32ビットプレインストール済みモデルもあるのでこの点は問題がない。

 もうひとつの選択基準は、“衝撃への強さ”だ。忙しいスタッフは、常にタブレットを丁寧に扱えるとは限らないからだ。

 「ですので、あまり壊れやすそうなものは怖くて導入できません。その点、TOUGHPADは安心できます」

 今回使用してもらった『FZ-G1』は高さ120cm、『FZ-M1』は150cmからの落下試験を実施している。(非動作時)

 続いて挙がった条件は持ち運びやすさと水への耐性だ。

 「予約状況の管理だけでなく、月に1度行う食材の棚卸しにも活用できないかと考えているからです。厨房で使うには、水に強くなければなりません」

 永里氏は、高い防滴性能を誇り、水しぶき対応のタッチパネルを搭載する『FZ-G1』と『FZ-M1』を見比べ「棚卸し作業をすることを考えると、画面の大きな『FZ-G1』の方が、用途に適しているかもしれません。バッテリー持続時間が短いと業務に支障をきたしますが、TOUGHPADならその心配もなさそうですね」

 『FZ-G1』は、一度の充電で約9時間駆動する(JEITA 2.0)。また、低温の冷蔵庫内に持ち込んでも、温度の高いコンロの近くでもしっかり動く。『FZ-G1』も『FZ-M1』も、使用環境条件はマイナス10度から50度までと広い。

 

報告書作成に 会話のツールに
広がるTOUGHPADの可能性

 導入後には、スタッフによる日々の報告書の作成や、常連客とのコミュニケーションツールにもタブレットを活用できないかと永里氏は考えている。

 「レポートは(昼と夜の営業の合間などの)アイドルタイムに作成するスタッフが多いのですが、数少ないパソコンの取り合いが起こるような状況になっています。パソコンの新規導入にはスペースの確保が必要になりますが、タブレットならその心配がありません。また、基本的にはお客様の前でタブレットを使うことは考えていませんが、常連のお客様との会話など、限られた場面では、画面を見ながらお話しすることもあるかと思います」


  その場合、共有する画面には、フェアで使用する食材の情報や、産地の様子などが表示されることになる。

 同店内の『レストラン ロゼット』では現在、鹿児島県産の限定素材を使ったディナー・コース『鏡智行シェフ、鹿児島を料理する』(4月17日まで)を提供している。このコースのメニューは、鏡シェフが自ら鹿児島に出向き、生産者を訪ねて決めたものだ。

 「例えば、その訪問の際にタブレットを持っていく、あるいは、契約している生産者の方にタブレットを持っていただいて、生育状況を伝えていただくといったこともできればと考えています」

 これも、防塵・防滴性能の優れたTOUGHPADならではの使い方だ。屋外で長時間持ち歩くには、ハンドストラップやショルダーケース(いずれもオプション)を使うと一層、便利になる。(詳細はこちら
 

(左)ハンドストラップ       (右)ショルダーケース

 センチュリーコート丸の内は、2008年にこの地に移転する前、1976年から六本木で、『プレイボーイクラブ東京』『センチュリーコート東京』と名前を変えながら、社交場として愛されてきた。その人気を支えたひとつに、サービスマンによる暖かみのある接客がある。

 「そういった昔ながらの良さを保ちながらも、新しいものはどんどん取り入れていきたいと考えています。特に私たちはお客様の口に入るものを提供しているため、間違いは許されません。その点でも、高品質なサービスをアシストするITは有用だと考えています」

 歴史を感じる空間で、TOUGHPADに支援されたより質の高いサービスを。モダンクラシックをテーマに掲げるセンチュリーコート丸の内らしいおもてなしが、また一つ進化しそうだ。
 

 

  

TOUGHPAD(タフパッド)シリーズ

TOUGHPAD FZ-G1

■OS:Windows 8.1 Pro Update 64ビット(日本語版)
(Windows 7 Professional 32 ビットプレインストール済みモデルもあり)
■CPU:インテル® Core™ i5-4310U vPro™ プロセッサー
(インテル® スマートキャッシュ 3 MB、動作周波数 2.00GHz、
インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0利用時は最大3.00GHz)
■液晶:10.1型IPS液晶 WUXGA(1920x1200ドット)
(AR処理 静電容量式マルチタッチパネル+デジタイザー機能付き)
■ストレージ:SSD 128GB
■メモリー:4GB
■質量:約1.1kg (デジタイザーペン除く)
■駆動時間:(JEITA2.0)約9時間、(JEITA1.0)約13時間

【選べるシリーズ】
・Xi(LTE)対応ワイヤレスWAN内蔵モデル
・Windows 7 Professional 32ビットプレインストール済みモデル

 

 【TOUGHPAD FZ-M1

 

 

 

 



≪通常モデル≫
■OS:Windows 8.1 Pro 64ビット(日本語版)
(Windows 7 Professional 32 ビットプレインストール済みモデルもあり)
■CPU:インテル® Core™ i5-4302Y vPro™ プロセッサー
(インテル® スマートキャッシュ 3 MB、動作周波数 1.60 GHz、
インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0利用時は最大2.30GHz)
■液晶:7型TFTカラー液晶 WXGA(1280×800 ドット)
(静電容量式マルチタッチパネル(10フィンガー対応))
■ストレージ:SSD 128GB
■メモリー:4GB
■質量:約0.54kg(ワイヤレスWAN内蔵モデルは約0.55 kg)
■駆動時間:(JEITA 2.0)約8時間、(JEITA 1.0)約9時間
(オプションのバッテリーパック(L)装着時には(JEITA 2.0)約16時間、
(JEITA 1.0)約18時間)

【選べるシリーズ】
・Xi(LTE)対応ワイヤレスWAN内蔵モデル
・Windows 7 Professional 32ビットプレインストール済みモデル

≪Celeronモデル≫
■OS:Windows 8.1 64ビット
■CPU:インテル® Celeron-N2807 プロセッサー 1.58GHz
■液晶:7型TFTカラー液晶 WXGA(1280×800ドット)
(静電容量式マルチタッチパネル(10フィンガー対応))
■ストレージ:eMMC 64 GB
■メモリー:2GB
■質量:約0.54kg(ワイヤレスWAN内蔵モデルは約0.55 kg)
■駆動時間:(JEITA2.0)約8時間、(JEITA1.0)約9時間

【選べるシリーズ】
・Xi(LTE)対応ワイヤレスWAN内蔵モデル
・Windows 7 Professional 32ビットプレインストール済みモデル
 

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「TOUGHPAD FZ-M1」が現場で強いのにはワケがある
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「TOUGHPAD 4K FZ-Y1CH」は放送現場の期待に応えて誕生した
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そんな難題への挑戦が、常識を覆す頑丈ノートPCを生み出した
~デタッチャブル&コンバーチブルで軽くて薄い新型「TOUGHBOOK CF-20」誕生~
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~キーパーソンが本音で語る「リスク回避の現実解」~
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