このようにARISE analyticsではデータサイエンティストの成長支援にも注力する。それは、データアナリティクス企業にとって、データサイエンティストこそが最大の資産であり、個人の成長が会社の成長に直結すると考えているからだ。だから、人材に対してしっかり投資を行い、新たに加わったメンバーを、優秀なデータサイエンティストに育てる。

 「会社として成果を出して、売り上げ・利益を上げて成長していくことはもちろん大事です。一方で、データサイエンスの分野では新しい技術がどんどん生まれていて、それらを使って価値を創出していかないと、時代や社会から取り残された会社になってしまう。新しい技術をキャッチアップすることはデータサイエンティスト個人にとっても重要ですし、会社にとっても非常に重要です。そのため、勤務時間の中でしっかりと勉強時間を確保してもらうように、『ARISE university』の取り組みに注力しています」(佐々木氏)

 新卒採用者や中途採用者が定着するまでをサポートする「On-Boardingカリキュラム」や、同社の全社員や外部の専門家が講師・ファシリテーターとなり、研修やワークショップを実施する「Training」という教育・研修制度が設けられている「ARISE university」。この取り組みがあることで「社員の成長スピードは速いと思います。新卒採用1期生のメンバーは4月から社会人3年目になりますが、既に部下を持ち、お客さまとも相対して、プロジェクトの中で成果を出してくれています。成長できる環境がうまく築けている結果と自負しています」と佐々木氏は語る。

 こうした同社の強みや取り組みが知られているのだろう。採用の場面では、ARISE analyticsの成り立ちからくる強み、つまり、KDDIのデータを活用してビジネスが創出できる点と、アクセンチュアのコンサルティング力を活用して経営課題にアプローチできる点、成長支援の取り組みに魅力を感じて、応募してくる人材が多いそうだ。

 「ビジネステーマとしても、創出できる成果としても大きな仕事に取り組める環境があり、さらにその上で、成長し続ける仕組みが整っていることが、優れたデータサイエンティスト人材に来てもらえるポイントになっていると思います」(佐々木氏)

 年齢やキャリアを問わず、成長意欲が高い人材や、同社がコアバリューに掲げる『Ambition:変革を起こす』『Respect:尊重し合う』『Interest:好奇心を持つ』『Sincerity:正しいことをする』『Execution:完遂する』(各コアバリューの頭文字を並べるとARISEになる)という価値観に共鳴する人材が、ARISE analyticsには集まっているという。

 同社が今、目指しているのは、社会に対するインパクトを見据えて、新たなビジネスを創出していくこと。「お客さま企業に対しては、データを分析し、既存事業を改善するだけでなく、データ分析によって得られた知見から、新たな価値を創出していくような取り組みにもチャレンジしていきたい。また、個別企業の支援を深掘りしていくことももちろん大事ですが、いろいろな業界を横に連携してデータでつなぎ、そのデータから新しい価値を社会や市民の方々に提供していく。データアナリティクス企業として、豊かな未来の社会づくりに貢献していきたい」。こう語る佐々木氏の視線は、一歩先の未来へ向けられている。

株式会社ARISE analytics
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1
URL:https://ariseanalytics.com/
facebook:https://www.facebook.com/ariseanalytics.inc
Twitter:https://twitter.com/ariseanalytics


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