・根が生真面目な「優等生タイプ」:食生活の改善を最初からすべてをやろうとしがち。できることから1つずつやってみる。

・その場の雰囲気に流されやすい「八方美人タイプ」:飲み会に誘われると断われない。ヘルシーな食材を箸休めに選ぶとよい。

・食べたい衝動を抑えられない「正直者タイプ」:同じメニューでもローカロリーな食材を使ったものを食べるなど、食材をすり替えて辛い我慢を避ける。

食塩、砂糖、食用油、購入量1位の自治体は?
トリプルリスクを考える会では今後、3つの自治体の協力を得て「トリプルリスク啓発3都市プロジェクト」を共同で推進する。食塩の購入量が日本一の青森市、ご長寿No,1の奪還を目指す長野県、食用油の購入量が日本一の那覇市と名を連ねる。
たとえば青森市では、もともと健康への意識が高い。塩分の代わりにだしを使った「だし活」を推進したり、健康づくりに協力する飲食店で栄養バランスのいい食事を展開したりするなど、意欲的だ。
長野県も健康長寿県の名誉挽回を目指し、「信州ACEプロジェクト」という、生活習慣病予防に効果があると言われるAction(体を動かす)、Check(健診を受ける)、Eat(健康に食べる)で世界一(ACE)の健康長寿を目指す取り組みを行っている。
那覇市では「あぶら控え目」活動を展開し、該当の飲食店には認定証を発行するなどして、健康づくりの協力店を増やすなどの活動をしている。
これら健康への意識が高い都市や県と連携し、地産地消のトリプルリスク解消レシピを開発したり、セミナーを開催したりするなど、トリプルリスクのケアの重要性を広め、取り組んでいく予定だという。
まだまだ認知の低いトリプルリスク。正しい知識を得て食事や運動などのケアを続けることで、健康でいきいきとした日々を続けられることを願いたい。
※1 厚生労働省 糖尿病実態調査2002より
※2 労働省 作業関連疾患総合対策研究班調査2001より
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