公的年金への不安などから、不動産投資に関心を持つ人が増え、そのニーズに応えるように不動産投資セミナーも数多く開かれている。どのセミナーに参加すべきなのか迷うところだが、その中に、のべ1万人以上が参加したという人気のセミナーがある。その秘密はどこにあるのか。実際にセミナーに参加して取材した。

セミナー風景

 マンション投資セミナーというと、予備知識がないと理解が難しいのではないか、という不安があるかもしれないが、同社のセミナーに参加しているのは約73%が普通の会社員。年齢層は30代、40代が約50%を占めており、さらにセミナーに参加した人の約64%が、これまで不動産投資をしたことがない初心者だという。 2017年9月末現在、のべ10,023人もの参加者を集めている人気のセミナーを主催するのは、中古マンション投資を手掛けている東京リバックス。2008年からマンション投資セミナーを手がけており、グループ会社全体では約20年以上前からワンルームマンションを扱っている老舗企業だ。

 参加したセミナーの第1部では、同社スタッフによって、基本的な中古マンション投資のメリットとデメリットを、初心者向けにわかりやすく解説。さらにマンション投資におけるリスクをどのように回避するべきか、その方法も教えてくれた。

オーナーの実体験から学ぶ
マンション投資のポイント

 第2部は、同社セミナーの中でも特に人気がある、不動産プロデューサー アユカワ タカヲ氏による講演だ。2010年、サラリーマンだったアユカワ氏は東京リバックスから中古ワンルームマンションを投資目的で購入。以来7年あまりで、マンション、アパートなど資産を10億円以上に増やし、サラリーマンを卒業している。講演では、同氏が初めてマンション投資セミナーに参加してから物件を購入するまでの流れ、割安な物件を見つけるポイント、金融機関から受ける融資の話など、実体験を交えて紹介。経験者ゆえに説得力もあり、かつわかりやすく、非常に興味深い話が続く。また、不動産投資における最大のリスクである空室リスクを防ぐための秘訣も紹介してくれた。

 セミナー終了後、中古マンション投資についてより深く知るべく、同社取締役営業本部長の浅沼義徳氏に話を伺う機会を得た。

好立地、好利回りが期待できる
中古ワンルームマンション

東京リバックス 取締役 営業本部長
浅沼 義徳 氏

 いま、安定した収益が確保できることから、ワンルームマンションやアパート経営に関心を持つ人が増えている。まさに不動産投資ブームと言えるが、東京の都心部では有望な土地が希少になっていることや建築費の高騰などにより物件価格が上昇しているのも事実だ。「このため、駅から遠いような、従来ならワンルームマンションに適さないと言われた立地でも物件が建てられ、しかも以前に比べて割高になっています」と浅沼氏は指摘する。

 入居者に選ばれない物件は、将来の空室リスクが大きい。また、割高な物件では利回りが低くなる。「その点でお勧めしたいのが、中古ワンルームマンションです。駅近の新築物件はなかなか出てきませんが、中古なら豊富にあります。しかも新築物件より購入しやすく、好収益も見込めます」(浅沼氏)。

 だからと言って、中古マンションならどれでもよい、というわけではない。東京リバックスは物件を仲介して紹介するのではなく、一度同社が購入して仕入れたものを紹介する仕組みだ。そのため「これなら入居者がつく」と自信をもって勧められる物件を厳選して仕入れており、その時点で物件の質にふるいをかけている。課題になるのが融資だ。中古区分マンションに融資する金融機関はまだ少ないが、浅沼氏は「当社は中古ワンルームマンションのパイオニアであり、銀行、信用金庫、ノンバンクなど20社以上の金融機関と提携しているため、多くのお客様が少額で投資を始めています」という。

 良い物件を手に入れたとしても、入居者が途絶えてしまっては収益が上がらない。それを回避するために、同社ではグループ会社である株式会社シイ・アイ・シーが物件を管理している。その結果、平均入居率は99%以上を保っている。
「入居者が退室してもすぐ次の入居者が見つかるように、賃貸付け専門の不動産会社と提携し、随時物件情報を確認できるサイトも運営することで、スピーディかつ正確な情報ネットワークを構築しています。また入居者募集はもちろん、家賃の集金や滞納処理、入居者のクレーム処理、契約更新の手続きなどをオーナー様に代わってすべて行いますから、煩雑な管理業務を直接行っていただくことはありません」(浅沼氏)。

年金対策、相続対策としても
注目されるマンション投資

 中古マンション投資は毎月一定の収入が見込めるため、老後の年金対策としても脚光を浴びている。なかでも中古区分マンションは、万が一のことがあっても相続人分保有していれば分けやすく、評価額も抑えられることから、相続税対策としても注目されている。

 「厳選した物件をご紹介して、管理もお任せいただく。万が一の時に相続が発生しても、その後の管理も引き続き行いますし、売却をご希望ならばその対応も致します。お客様と良い関係を末永く続けさせていただきたいと思っています」と浅沼氏。こうした姿勢が信用を得て、長きにわたってマンション投資を手掛けてきた実績につながっているのかもしれない。購入から管理、売却まで一貫して付き合える東京リバックスは、中古ワンルームマンション投資に関心のある人にとって、相談相手にふさわしい存在といえるだろう。

セミナーに参加して
「勝ち組」の知識を身に付けよう

 東京リバックスでは、アユカワ氏が登壇するセミナー以外にも初心者向けから一歩踏み込んだ内容まで、多彩なセミナーを定期的に開催している。

 不動産投資の経験がない人はもちろんのこと、さらに資産を増やしたい人にとっても大いに参考になるだろう。東京リバックスのセミナーに参加して、不動産投資「勝ち組」の知識を身に付けてはいかがだろうか。