日本には迎撃性能の大変優れた地対空ミサイルシステムがある(写真は航空自衛隊のサイトより)

 ウクライナ軍による2023年6月からの反転攻勢は止まり、逆にロシア軍が攻勢を仕掛けている。

 ウクライナ軍には今、防勢に転じざるを得ない要因がいくつか複合してあるようだ。

 ウクライナ軍の砲弾等の不足、ロシア軍防御の障害設置、ロシア兵士の命を無視した突撃、ロシア空軍戦闘機による地上作戦支援、ミサイル攻撃および無人機攻撃である。

 前回のロシア空軍の作戦の変更、ミサイル攻撃の継続に続いて、今回は無人機攻撃の増加を分析する。

 それは、これらの行動がウクライナ軍の地上作戦の成否に重大な影響を与えること、そして、その地上作戦を予想するために必要不可欠だからである。

 ロシア空軍機による地上作戦支援およびミサイル攻撃については、以前のJBpressに投稿しているので、参考にしてほしい。

以下のJBpress記事参照:

地上戦から空中戦へロシア軍が戦術変更、困惑するウクライナ軍』(2023.11.23)

真冬に集中するロシアのミサイル攻撃、今季は大きな変化』(2023.12.25)

ロシアが練りに練ったミサイル飽和攻撃、囮に釣られウクライナの被害甚大』(2024.1.2)

 空中戦の戦いで、特にウクライナ市民に大きな苦痛を与えているのが、大型自爆型無人機を多数投入しての攻撃だ。

 この無人機攻撃の回数や要領は、ミサイル攻撃とも関連性があるが、ミサイルの攻撃と異なり著しく増加している。

 その無人機は、イランから供与されてけている「シャヘド131/136」である。

 この無人機攻撃の回数や要領は、ミサイル攻撃とも関連性があるが、ミサイルの攻撃と異なり著しく増加している。

 この無人機は、イラン製のシャヘド131/136大型自爆型無人機(以後、無人機)であることから、今後も引き続き供与を受けて、継続して増加することが予想される。

 この無人機が、ウクライナ軍の今後の戦いに大きく影響してくることは間違いない。

 そこで、無人機攻撃の日々の攻撃回数、月間の攻撃回数をグラフ化して、ミサイル攻撃との関連も踏まえ、それを考察する。