今週も最もよく読まれたのは韓国に関する記事だった。「さらば韓国」は前週に引き続きトップを続けた。筆者の倉田英世さんは、次回作をまもなく公開予定。テーマはやはり韓国だ。
日本の誤った歴史観が、韓国や中国につけ入る隙を与え、譲歩すればするほど反日運動にエネルギーを供給し、それが永遠運動のように続くと指摘。正しい日韓、日中関係の構築には日本人の毅然とした態度が必要だと説く。
努力をいくらしても足りない、悲しい韓国のがり勉くんたち
2位に入った記事は、とにかく勉強をしてしまくる韓国の学生たちに流行している飲み物のお話。
韓国の爆弾酒がウイスキーに炭酸の入ったビールを入れることで、一気にアルコール摂取が高まることを狙った恐ろしいお酒だが、それと似た効果を狙ったソフトドリンクが韓国の学生の間で人気だという。
いや正確に言えば、誰が始めたか分からないこのブンブンドリンクと名づけられた飲み物を飲まなければ負け犬になるのではないかとの恐怖心に煽られているということのようだ。
日本よりも圧倒的に競争が激しい韓国社会では、この記事によると大学生のTOEICの平均点は900点にも及ぶという。
しかし、それだけ勉強しても一流企業に入るのは至難の技。企業からはさらなる厳しいテーマを言いつけられている。
そのため、クラブ活動などに時間を割くという余裕は全くなく、とにかく1分でも寝る時間を惜しんで勉強し続けなければならない。
ブンブンドリンクはカフェインを急速に採取できるように作られた飲み物で、これを飲めば目がぱっちり開いて、数時間は興奮状態が続けられるという。
人間はどこまで努力を続けられるのか。お隣の国韓国では、実に壮大な実験が繰り広げられているようである。翻って日本は、最近の大学生は相当勉強するようになったようだが、実にのんびりとしたものである。
この差をどう見るかは人それぞれだろう。もっと日本の学生も勉強すべきだと言う人もいるだろうし、大学は自由な時間がいっぱいあるのだから人間力を磨き、知見を広げるべきだと言う人もいるだろう。
恐らく、その多様性が日本らしさと言えるのではないかと思う。日本は狭いようで大変広い。