2023年公開の「人・組織・働き方」関連の読者人気記事BEST5を一挙紹介! 「若手社員が辞めない!」村田製作所が取り組む異色の人事制度、森トラスト伊達社長が語る「女性役員比率が高まらない“根本的な理由”」、マネックス松本会長が断言する「日本企業に女性リーダーを増やす単純明快な方法」、タニタ社長が語る「日本活性化プロジェクト」の今、富士通CHROが語る「人事戦略フルモデルチェンジから3年の成果」など、各社の意欲的な取り組み事例に注目が集まりました。

第5位

富士通CHRO・平松氏が語る、人事戦略フルモデルチェンジから3年の成果
人事が戦略部門になるために押さえるべき3つのポイントとは

 2020年4月、富士通はジョブ型人材マネジメントに舵を切った。ICT企業からDX企業へという変革を掲げる同社にとって、必然とも言える人事戦略の変革だった。しかし、伝統的な日本の大企業にとって人事戦略を大きく転換するのは容易ではない。同社がどのようなステップを踏んで人事戦略を転換し、どんな成果を上げているのか。人事戦略の責任者を務める執行役員EVP CHRO(最高人事責任者)の平松浩樹氏に話を聞いた。
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第4位

タニタが6年前に始めた社員のフリーランス化「日本活性化プロジェクト」の今
谷田千里社長が改めて語る制度導入の狙いと「働き方革命」へのチャレンジ

 長年、体重計や体組成計などを開発・販売してきたタニタは、2010年代以降ヘルシーメニューを提供する「タニタ食堂」や「タニタカフェ」を展開し、総合健康企業へと変貌を遂げている。「健康をはかる」ことから「健康をつくる」ことへと事業を拡大させてきた同社の今後の展望や、会社員とフリーランスのいいとこ取りを目指したという働き方改革の成果について谷田千里社長に聞いた。
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第3位

マネックス松本氏が断言、日本企業に女性リーダーを増やす単純明快な方法とは
金融グループで初の女性CEOを生み出した至極シンプルな考え方

 2023年6月、マネックスグループの社長最高経営責任者(CEO)が、創業者の松本大氏から共同CEOであった清明祐子(せいめい・ゆうこ)氏へと交代した。東証プライム市場に上場する金融グループで女性がトップを務めるのは初めてのことだ。同社では、清明社長だけでなく、執行役員や管理職に女性の登用が目立っている。女性活躍を推進させるといいながらも、あいかわらず女性登用が進んでいない日本において、希有な企業ともいえるだろう。自身の後継者に清明氏を選び、代表執行役会長となった松本大氏に、女性登用を推進するために必要なことや、活躍できるリーダーに必要な資質について聞いた。
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第2位

森トラスト・伊達社長が語る、女性役員比率が高まらない「根本的な理由」
子育て女性を社員みなで支える働き方改革、組織の在り方自体が問われている

 オフィスビル賃貸とホテル運営を事業の柱とする大手総合デベロッパーの森トラスト。同社で2016年からトップとして指揮を執ってきた創業家の伊達美和子社長は、代表的な女性リーダーの1人といえる。経済同友会の副代表幹事も務める同氏に、ビジネスで重視している女性ならではの視点や、産業界でさらに女性リーダーを輩出していくための条件などについて聞いた。
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第1位

秘密は社風か異色の人事制度か、村田製作所の若手社員が会社を辞めない理由
離職率の低下とイノベーション創出を目指す人材戦略

 積層セラミックコンデンサなど、電子部品の製造・開発で世界的なプレゼンスを誇る村田製作所。電子部品メーカーとして高いシェアを誇る製品群を抱えながら、刻々と変化する事業環境に対応するために、新たな人材戦略も打ち出している。今後その中核に置くのが、メンバーシップ型とジョブ型の良いところを取り入れた「ハイブリッド」な人事制度の整備だ。 

 村田製作所で人事を統括する戸井孝則氏は「当社の人材戦略の強みは『離職率』が非常に低いところにある」と話す。同社は日本の大企業としては珍しく「年功序列」を取り入れておらず、管理職以外の専門職にも高待遇を用意している。

 村田製作所はどのようにして「離職率の低い職場」を維持しながらAI・DX関連で高い専門性を獲得しようとしているのだろうか。戸井氏に聞いた。
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