ビジネス交流会で挨拶するE. ロドニー・M・ペレーラ駐日大使(筆者撮影)

 スリランカICT/BPO代表団のビジネス交流会が行われました。

 日本最大の問題点であるIT開発者不足を補う仕組みとして、スリランカから受託開発大手7社を東京に招きました。

 スリランカは、古い名称ではセイロンと呼ばれ、紅茶の有名な地域です。現在も本島のことをセイロン島と呼びます。

 26年に及ぶ内戦は2009年5月まで続きましたが、その後は経済成長し発展してきました。

 人口14億人のお隣の国・インドと比べるとスリランカの人口は2100万人と少ないですが、先住民のドラヴィダ人とインド・アーリア人が混合したシンハラ人という民族が70%を占めています。

 ITのイメージが強いインドにスリランカも負けていません。

 また、日本と同じ島国なので、気質の似ているところがあります。

 それもそのはず、在日スリランカ人留学生は、在日留学生総数の2.8%を占めており、地域別では台湾の次に多い第6位となっているのです。

 このことには正直驚きました。

 スリランカ大使館主催で行われたビジネス交流会は、1月16日に浜松町スクエアビルにあるシンオープンラボで開催されました。

 スリランカのICT/BPO企業とのビジネスパートナーシップの可能性を探るのが目的です。