当局の目を逃れて,不正にTOEFLで合格点を取り、渡米し、晴れてカリフォルニア大学サンタバーバラ校に入学している中国人留学生の学習態度が問題になっている。

 現職の教授が実名でそれを暴露したのだ。

 授業中、私語はもちろんのこと、スマートホンを使ったり、途中で用足しに行ったり、注意されてもせせら笑っている一部の中国人留学生。

 その教授はネット上に「授業中のエチケット」を英語と中国語で書いて注意を喚起したが、糠に釘だったという。

 さらにひどいのは、一部中国人留学生の英語力だった。あまりにもお粗末で授業についていけないのだ。論文を書かせると、何と数人の論文が全く同じ。

 「普段、アメリカ人学生でも使わないような古典的なイギリス英語の表現を数人の学生が使っている」

 「中には他の学生の代わりに試験を受けている中国人学生もいるようだ。私たちには中国人の顔は見分けがつかないし・・・」

 その教授は頭を抱えている。

「むろん、まじめに勉強する中国人学生もいます」

 「もちろん、中国人の学生がみんなそうじゃない。一生懸命勉強し、早く卒業して本国に帰り、多額の学費を出してくれた両親に恩返しをしたいという学生もいます」

 「中国での激しい受験地獄から逃れて、自由なキャンパス生活に憧れてきた学生も大勢います」