そうした中で、自動車メーカー各社は2022年以降の米CAFE対応を考慮したエンジン開発を進めている。そこでいきなり「法律の内容をゼロから考え直す」とった趣旨の会見を米連邦政府が行ったのだ。日系メーカー関係者が驚かないわけがない。

デトロイト3の要望を最優先

 欧州市場では2021年までにCO2排出量を「1キロメートルあたり95グラム」以下にすることが定められている。CO2規制と燃費規制は事実上同じだと解釈できるため、各メーカーはこの規制に合った燃費をクリアするためにディーゼルエンジンから小型ガソリンエンジンへの転換、またはプラグインハイブリッド車の採用を進めている。

米市場ではプレミアムカーが堅調。独ポルシェもプラグインハイブリッド車を高付加価値なイメージ戦略で活用している
英ジャガーは米ウェイモと自動運転の開発で協業

 またアメリカでは、前出のCAFEのほかに、カリフォルニア州が作成して現時点で全米合計10州が適用する「ZEV規制」(ゼロエミッションヴィークル規制)が存在する。