NEV法とは、中国が2019年から実施する新エネルギー車規制法だ。その策定にあたっては、カリフォルニア州政府が深く関与している。NEV法はZEV規制を参考にして策定された。

 とはいえ、ZEV規制がなくなれば、それを参考にしたNEV法もなくなる、という考え方は成り立たない。NEV法をどうするかは、あくまでも中国政府が決めることである。

 今回のEPA発表では、自動車排気ガス規制などは、強権を振るう政府によっていかようにでも変えられてしまうという現実を痛感させられた。

 そして日系自動車メーカーは、市場規模が大きい中国やアメリカなど大国の言いなりになって、経営方針を大きく左右させられてしまう。

 トランプ政権はEVなど次世代自動車の普及についてどう考えているのか? 現在のところ、先行き不透明と言わざるを得ない。