韓国紙デスクはこう話す。

 「2018年は、海外に出る韓国人が3000万人を突破する勢いだ。人口が5000万人だから、相当な比率だ」

 「平昌冬季五輪の開催を機に、外国人観光客が韓国に大量にやって来るという話はほとんど聞かず、韓国人がどんどん海外に行くという話ばかり話題になるのも、なにか、変な話だが・・・」

 外国人観光客の誘致に力を入れる日本政府とや自治体にとっては、なんともありがたい話だ。

 だが、韓国を訪問した外国人は2017年には1333万人で、前年比22%減となってしまった。韓国の「地上配備型ミサイ迎撃システム(サード)」配備に中国政府が反発して、「経済報復」の一環として韓国向け団体観光客を制限したためという見方が韓国内では多い。

 中国からの来訪者は、2016年の806万人から2017年には416万人と48%減になってしまった。

 これに嫌気が差してか、韓国からの中国訪問者も減少しており、これも「日本への訪問者数増加」の一因になっている。

 それにしても、2017年の日本からの海外旅行者数が1788万9300人だったことを考えると(日本政府観光局統計)、年間3000万人とは韓国の海外旅行はすごいブームで、冬季五輪開催もこの勢いを止められないようだ。