日韓路線は週1000便以上

 「日本への旅行ブーム」は東日本大震災の後の2012年頃から顕著になっていた。日本への旅行者数は、以下のような増え方だ。

2012年 204万3000人
2013年 245万6000人
2014年 275万5000人
2015年 400万2000人
2016年 509万人

 特に2015年以降は、一気に伸びている。

 韓国の大手旅行会社によると、「1週間に日韓間を行き来する航空便は1000便を超えている。韓国発では、圧倒的な便数だ」という。

 どうしてこんなことが起きているのか。

 1つは、LCC(低価格航空会社)の相次ぐ就航で、手軽に日本各地に旅行できるようになったことだ。

 仁川空港発なら、日本の地方空港へも直行便を簡単に探すことができる。これとも関係するが、もう1つは、「コスト」だ。

 LCCに便数が増加したことで、低価格の航空券が簡単に手に入る。

 筆者は、2017年12月に福岡に用事で行ったが、このとき、仁川空港と福岡空港間を韓国の「イースター航空」で往復した際、料金は往復で12万ウォン(1円=10ウォン)だった。1万2000円だ。

 ソウルと釜山間のKTXの往復料金(11万9600ウォン=一般席普通料金)とほぼ同じだ。往復10万ウォン以下の仁川ー成田便を最近ネットで予約して旅行してきた知人もいる。