筆者の周辺の駐在員の生活も変わった。

 先日、羽田空港でソウルからの便の荷物を待っていたら、何人かの駐在員に会った。みんな大きなトランクを持っているから「何をそんなに?」と聞いたら、「ああ、ほとんど空っぽ。日本で買い物をしてソウルに持ち帰るためですよ」ということだった。

 「衣類も食料品も、日本の方が安くて品揃えも多いから、買い物はもっぱら日本でする」ということだった。

 「朝鮮日報」によると、2017年に韓国を訪問した日本人は231万人。2015年の183万人から2016年に229万人と急増したが、2017年はほぼ前年並みにとどまった。

 日本を訪問した韓国人が、韓国を訪問した日本人よりも3倍多い。

サービスも好評

 韓国を訪問する日本人は、「あまり買い物はしない」という。

 朝鮮日報のこの記事は、「コスト」以外に、サービスの良さも「日本人気」の原因だと指摘する。

 「東京でラーメン一杯食べただけでも、従業員が心がこもった対応をしてくれる」。先月、東京を訪問した20代の感想も紹介している。

 それにしても、韓国人の間での「海外旅行ブーム」は熱くなる一方だ。

 2017年の韓国観光公社の統計を見ると、海外に行った韓国人は2649万6000人で同18.4%増だった。